一匹狼になってみろ
受験もあとは国立大学後期試験の結果を待つだけになりました。皆様いかがお過ごしのことでしょうか。
受験生達は本当に頑張りました。毎年生徒達は頑張っていますが、今年の受験は、生徒達の真剣な気持ちが例年以上に強く感じた受験でもありました。
「どこに受かるか」ではなく、「一生懸命勉強するぞ」という気持ちを強烈に感じた年でした。彼らは、本当に受験勉強を通して、生きていく上で一番大切な「何か」をつかんだと思います。これからが本当に楽しみです!!
(ということで2008年度入試結果は こちら)
久々激怒しました
こんな感動の一年が終わりを迎える今、今までの人生の中でも最高に激怒した出来事がありました。神様に怒られてもいいくらいの罵倒を浴びせたい出来事です。そう、「米軍犬投げ捨て事件」です。こいつだけは絶対許せません。こいつには、私が怒るとどうなるか、心の底から恐怖を与えたい。
だいたい弱いものをいじめる、抵抗できないものをいじめる、なんてやつは、どんなひどい目に遭わせてもいいと私は思います。こいつは自分よりはるかに弱い子犬を、笑いながら谷底に投げ捨てる米兵、軍人ですよ。
軍人はイコール国家です。今回、日本でも起きたイージス艦「あたご」事件も国家の犯罪です。ちなみにイージス艦は世界で85隻あり、大半の74隻はアメリカの艦船で、残りの11隻中日本は5隻を所有しているんです。日本は現実にはアメリカに次いで軍事大国なんですよ。知っていましたか?
それはさておき、この「子犬投げ捨て事件」もアメリカの国家犯罪です。アメリカは国家の名誉にかけても即刻調査し、そいつを捕まえて同じ目にあわせるべき。エンパイアステートビルの最上階からこいつを投げ捨ててやればいい。こいつは何が何でも死刑にすべきです。法律がなくても死刑にすべきです。罪刑法定主義はこいつには必要ありません。こいつだけはこの世の中から抹殺すべきです。
集団の誤解
旧日本軍人も太平洋戦争当時ひどかった人もいた。そうでなければ今でも中国や韓国、北朝鮮で日本バッシングはなかったでしょう。軍人は国家に守られた組織の一員として、特別な誤った感情を持つものでしょう。集団に守られた個人。この集団と言うものはその構成員個人を誤解させるものです。
1人では何にもできないのに、集団にいると何でもできるつもりになってしまう。まして軍人のように、その集団に国家の後ろ盾があれば、さらにその感情は増すでしょう。先月の沖縄で起きた「少女暴行事件」もそんな軍人の引き起こした事件と言えるでしょう。
アメリカが個人主義の国だなんて大間違いです。こんな事件が頻発するアメリカという国を思うと、アメリカとはナチスと変わらない全体主義の国だとしか私には思えません。30年前から私はそう思っています。しかし、アメリカだけではない。今の日本だって同じじゃないですか?
犬の立ち入り禁止公園
今日、犬を飼っている友人から聞いた話です。愛犬を連れて所沢まで行く途中、散歩に最適な小さな林のある保谷の公園を思い出し、寄ってみることにしたそうです。10年以上振りにその公園についた途端、愕然としたそうです。
前は、みんなが犬の散歩をしていた公園。今は犬一匹いません。いないはずです。管理している西東京市が犬の立ち入り禁止を決めていたんです。立て看板があり、そこには犬の散歩について、以前から放し飼い禁止、糞の始末をするように伝えていたにもかかわらず、まったく守られず、近所からの苦情が絶えず、犬の立ち入り一切禁止を決めた旨が書かれていたとのこと。自分で自分の首を締めたのなら構いませんが、10数年振りに思い出し、せっかく立ち寄ったのにショックだったそうです。
武蔵野中央公園の愛犬家集団
武蔵野中央公園でよく見かける光景ですが、ここでも腹の立つことがあります。マナーレス「愛犬家」集団に対してです。
なぜか「愛犬家」集団が形成され、中央公園は放し飼い禁止にもかかわらず、「愛犬家」の皆さん方は平気でリードをはずし、自由に犬を走らせています。ああやって集団で馴れ馴れしく集まるのも嫌いですが、その集団にいるから気持ちが大きくなったんでしょう、平気でルールを破って放し飼いです。「赤信号、皆で渡れば怖くない」と懐かしいネタをそのまんま実行しています。
しかも、毎日同じ集団が同じ時間で、ルール違反を繰り返しているにもかかわらず、公園管理者の都の職員は見て見ぬ振りです。注意をしたら文句を言われるのが嫌だからでしょう。本当に軍国主義時代の日本軍人と同じ状況で、とても不愉快です。でも事故が起こってからでは遅いんですよ。
ルールを守れない集団
何度かそんな放し飼いの犬が他の犬を追いかけている場面に遭遇しました。犬が嫌い犬だっているわけで、嫌いな方は必死で逃げます。それを見て私は頭にきて、飼い主に「ルールを守れ」「ルールを守れないなら公園に来るな」と面と向かってはっきり言ってやったんですよ。「すいません」の一言もないマナーレス飼い主。彼らは集団に戻ればまた放し飼いです。
子供ならまだ道徳心や公共心、社会のマナーなど分からないのもいますからまだ許せますが、子供を育てるべき年齢の大人たちが、子供の見本にならなければいけない大人たちが、集団で平気でルールを破り、集団で安心している姿を見ると、本当に心の底から憤りを感じます。こんな親たちに育てられた子供は、大切なことを家庭ではまったく学べないんだろうな、と思ってしまいます。
一匹狼になってみろ
日本では、一人違うことをやると、すぐ「一匹狼」だとか「オレ流」だとか言われます。いけないことですか? 女子高生のカッコウ見ただけでも分かります。みんな同じ。同じ集団に自分がいる。そうすると安心するんです。
大体「制服」なんて馬鹿ですよ。みんなで同じもの着て…。学校はそういう集団を作って「管理しやすい」とか言ってるわけです。そうです。集団と言うものは管理をしやすくするために、権力者が作り上げたものなんです。
結局、「米兵犬投げ捨て事件」も「ルール違反マナーレス武蔵野中央公園犬の飼い主集団」も同じ穴の狢だと思います。そんなに「一匹狼」だとか「オレ流」が怖いんですかね。
今回は、許せない事件があり、怒りの感情を抑えることができず、不愉快な部分がありましたらお許しください。しかし、本当に思います。BRAIN の生徒には、自分の考えをしっかり持った、周りに流されない立派な心を持った「一匹狼」「オレ流」と言われるような大人になってもらいたいと。
BRAIN TRUST INFORMATION No.87