夏期講座総括
夏期講座も無事終了、あっという間に9月になってしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
たくさん勉強しましたね
今年も受験生諸君は頑張りました。小6は、4科目生で1日8時間の授業×24日間で合計192時間、合宿40時間を含めて全部で232時間の学習。中3、高3でも合宿を入れて200~300時間をBRAIN で勉強したわけです。
当然、宿題で家庭学習を最低3時間はしているはずですから、家庭でも80~100時間は勉強しているはずです(「はず」が多い)。ということは、この夏休みで受験生諸君は少なくとも280時間、多い生徒で400時間は勉強したことになります。
普通は週4回通って月に50時間位しかBRAIN では勉強できないんです。宿題だってちょろちょろやって、月20時間で、合計70時間がいいところではないでしょうか。そう考えると恐ろしいものです。問題は時間ではなく、内容なんですが、それでもすごい量を勉強したわけですから、身に付いたものも、通常の数倍にはなったはずです(本当に「はず」が多い)。
頑張った生徒たち
特に、私の印象に残った生徒をご紹介しましょう。まずは、小4の畢岸石君。彼は、後期に小5の授業を受けて、小5をもしのぐ勢いで勉強していました。将来が楽しみです。頑張ろう。
中3の矢野君。今年の4月に入会したばかりの彼は、始めは、他の中3とはなじめず、「おとなしい」という印象の残る生徒でした。合宿に行って、初日から彼は本領を発揮しました。笑顔も出て、周りから「変態」などと言われて(お父さんお母さんごめんなさい)盛り上がっていました。
この中3もこれで、「チーム中3」が完成しました。夏期講座の後期が、「チーム中3」として盛り上がったのも、彼のおかげです。寝不足になるほど勉強した彼も、月例の点数が上がって一安心です。
高3の堀さん。この子は本当に頑張り屋です。合宿ではひときわ目立ちました。他の高3が気を抜いている時でも、テーブルにしがみついて一生懸命勉強していました。小学校から勉強やる時の態度は変わっていません。ちょっと高校に入ってから気を抜いていたようですが、この合宿で「やっぱり堀だな」と思えて、とてもうれしかったことを報告しておきましょう。
チーム法政
とどめは、高3「チーム法政」でしょう。さて、「チーム法政」とは…。このクラスは、吉祥寺の法政一高の高3生4名のクラスです。彼らは、9月、11月と大学内部進学の学部決定テストがあり、そのために毎日BRAIN で朝9:00から夜は12:00過ぎまで勉強しているわけです。住まいもBRAIN から遠いところにある生徒もおり、近所の「チーム法政」第一号等々力君(等々力先生の弟)の家や、BRAIN に寝泊りして、第一回目の9月試験に向けて勉強しております。
「付属だから楽だろう」などと考える方もいらっしゃるかとは思いますが、彼らの必死さを見れば、そんなことは言えなくなるくらい本当に勉強しています。
さらにいいことに、彼らには悲壮感がありません。目的意識をしっかりもって、楽しんで勉強しているように私には見えます。彼らのおかげでBRAIN は明るいです。他の高3も、彼らに刺激され、目的意識を持って必死に、明るく勉強してもらいたいものです。
その他、合宿でも花火やら、恐怖の(参加者だけが知っている)誕生会、大量バーベキュー大会などで、大活躍した生徒もいました(勉強で大活躍した生徒ももちろんいました)が、ご紹介できなくて残念です。
2学期は時間がない!!
さて、問題はこれからです。2学期は勉強する時間がほとんどないことを知っておいてください。
まず文化祭です。そして運動会、その他なんとかかんとか…。特に、中高で問題なのは、定期試験です。またまた、内申のためのお勉強。これがネックになるわけで、また、10月は試験対策に明け暮れます。
そして、気付いてみると、冬休みになっているわけですね。受験はもう目の前です。大学のセンター入試は1月に、そして立て続けに入試、入試、入試、入試……。
オーラの見える男
去年の高3に四本君という生徒がいました。彼は、アメフト部で合宿も参加できず、夏期講座も半分くらいしか出席できませんでした。10月になり、部活が終わった彼は、勉強しまくりました。早くからBRAIN にご出勤。耳栓つけて必死に自習。授業時間より多く自習してました。ちなみに、その年の高3はみんなそうでしたが。やはり彼は一番燃えていました。
冗談ではないのですが、本当にオーラが見えるんですよ!! 彼のオーラは受験まで続き、当然合格。今までの、常識である2学期は勉強できないというお話をくつがえした男でした。
さて、今年の受験生諸君はいかがでしょうか。頑張ってくださいね。夏期講座後期の初日、10日間の休みの後、充電ならぬ、放電していた生徒も何人か目に付きました。2学期からは受験第一モードになります。頑張っていきましょう。
BRAIN TRUST INFORMATION No.49