キーワード
① 目的意識を
② なぜ、「落ちこぼれ」になるか
③ 合格最低点で合格できる
④ 勉強時間は短時間で
⑤ 基本方針
① 目的意識を
「点取り虫」という言葉がありました。
眼鏡をかけ、青白い、ひょろひょろっとした子が勉強机に向かって…。
塾は、そういった「点取り虫」を養成する場所だというイメージがあるかもしません。
BRAIN に来て授業を見学してください。
ここで見られる光景は、生徒が伸びやかに、生き生きと授業を受けている姿です。
生徒が目的を持ち、その目的に一直線に進んでいる姿は、「点取り虫」の姿にはなりません。
「成績を上げたい」「志望校に合格したい」という「目的意識」を明確に生徒が持ち、
その目的を達成するために、教師が全力を尽くして生徒に接していけば、生徒の目は光り輝くようになります。
この「目的意識」を持つことからすべてがスタートします。
② なぜ、「落ちこぼれ」になるか
とはいえ、どうすれば「目的意識」を持つことができるのでしょうか。
なかなか難しいと考えられている方もいるかもしれません。
しかし、答えは簡単なことです。
勉強が面白くなること。これにつきます。
では、勉強が面白くなる方法にはどんなものがあるでしょうか。
いろいろな方法があると思います。
その中でも特に簡単な方法があります。
その方法は「簡単に正解に導くこと」です。
単純に言えば「○がたくさんつく」ということです。
普通、勉強の指導法と言えば、
数学にしても英語にしても過程を重視して
AだからB、BだからC、Cだから…。Yだから答えZが出る。
という具合に答えが出るまでに時間がかかり、忘れた頃に答えが出ます。
このような説明では、途中でわけが分からなくなる生徒もいるでしょう。
いわゆる「落ちこぼれ」が出る原因がここにあります。
③ 合格最低点で合格できる
受験は合格最低点を取れば合格です。各科目65点前後です。
受験学年の授業で入試問題の過去問をやります。
解説のあと、絶対できなければいけない問題に○をつけると、40%~60%に○がつきます。
すると、あと10%前後取れば合格です。
逆に言えば、30%程度の問題は捨てていいということです。
基本問題の徹底、できる問題、できなければいけない問題は必ず正解にする。
そして、あと少しで正解になりそうだけど、なかなか正解にまで導くことができない問題、
こうした合否のカギを握る問題を攻略すること
これが私たち教師の存在意義だと思います。
④ 勉強時間は短時間で
さらに、BRAIN の指導法によって短時間で勉強も済み、時間にも余裕が出てきます。
中学の常識では「学年+1時間が勉強の適正時間」と言いますが、
それは効率が悪いだけのただの時間浪費に過ぎません。
「手が止まっている=思考停止」
これが、生徒を指導してきた上の経験則です。
分からない問題は、いくら考えても分かりません。
そのような問題はカットして、あとから教師に聞けば済みます。
できるだけ短時間で勉強を済ませ、あとは本を読んだり、音楽を聴いたりいろいろなことをして下さい。
⑤ 基本方針
BRAIN では、まず答えの出し方から指導します。
公式などを中心に正解が先に出るよう繰り返し集中訓練をします。
生徒も正解がすぐ出るようになるとやる気が出てきます。
○(まる)がつけば、喜ぶ。そして、楽しくなる。すると、やる気が出る。
この循環を持つことができれば勉強は面白く進みます。
そうしているうちに、「なぜこの方法が使えるか」「この公式の意味は」と自分で考えるようになります。
ここで、初めてその理由を説明すれば、
勉強に面白さを持つようになった生徒たちの理解はより一層深まります。
そして、生徒たちは勉強に対して「本物の興味」をもつようになり、「本物の勉強」を始める意志をもちます。
その中で自分を高めようという欲求が起こり、「目的意識」が形成されるのです。
このように「本物の勉強」を見つけ、「目的意識」を持つ「輝く目」をした生徒たちが集まる場。
それがBRAIN であると考えています。